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桂歌丸さんが退院! 5月1日にも寄席復帰へ

 慢性閉塞性肺疾患と左側肋骨骨折で横浜市内の病院に入院をしていた落語家の桂歌丸さん(77)が28日午前、無事に退院した模様です。体調が安定してきたことから退院が決定し、この日病院を後にした桂歌丸さんは、元気な声で落語芸術協会に退院の旨を伝えてきたそうです。よかったですね。

 桂歌丸さんは先月20日に大阪からの移動中にせき込み、胸に痛みを覚えたそうです。食事も取れず痛みが増し呼吸も苦しくなったため、29日に病院へ駆け込みました。そこで「肋骨骨折」と「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患」と診断されたそうです。

 慢性閉塞性肺疾患とは?
 代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり死よりも恐ろしい病気として知られているそうです。
様々な有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙などがきっかけになり、肺胞の破壊や気道炎症が起き、緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気だそうです。たまにニュースで「COPD」という言葉を耳にしますが、日本語だとあまり馴染みがないですね。

 WHOの試算では、2005年に世界中で年間300万人がCOPDにより命を落とし、死亡原因の第4位を占めていますが、今後10年間でさらに30%増加すると予測しています。日本では厚生労働省の統計によると、2005年に14,416人(全死亡数の1.3%)がCOPDにより死亡し、死亡原因の10位、男性に限ると7位を占めています。自分の感覚ではもっと順位が下だと思っていたのですが、死亡原因としては案外高いんですね。

 気管支喘息も閉塞性肺疾患の一つだそうですが、COPDとは異なる病態として区別されているとのこと。2つの言葉は混同されて使用されることが多いですが、アレルギーを主病因とすること、通常は可逆的であること、好発年齢が若い、などの点でCOPDと異なるそうです。一般人でここまで理解している方は少ないのではないでしょうか?

 桂歌丸さんは5月1日の東京「新宿末広亭」で行われる寄席から復帰予定で、それまでは自宅療養に努めるそうです。お元気になられてなによりです。
タグ:桂歌丸
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